自由海論ープロローグ「『自由海論』と題した理由」
2025-8-25
今般、会長就任に当たり、会長のメッセージのBannerに「自由海論」とのTitleを付してColumnを設けました。その中で、その時々に起きた世界の事象に関する私の個人的な考え等を掲載し、皆さんとDiscussion出来る場にしたいと考えてこのColumnを設置しました。
<参考>「自由海論」と題した理由
国際法の父と言われたオランダの法学者フーゴ・グロティウス(1583~1645)が1609年に発表した論文で、海洋はいずれの国家にも属さず、万民にとって海洋は自由であり、航行の自由が認められると説いたものと言われ、これが「自由海論」と言われる法学書でした。
即ち、このColumnで皆さんと自由闊達に何物にも束縛されずに意見を交換し、少しでも我々Marine Engineerの意識の向上と、加えて社会的認知が出来る方策を話し合える場としたいとの思いで名付けたTitleです。
(注1)正確を期すと、この「自由海論」が書かれた時代背景から言うと当時海洋進出を企図していたオランダが、実力では敵わないポルトガル等の強国に対して理論で対抗する為に海洋の自由を正当化させる為のものであり、原則論やアカデミックな意識だけでなく、オランダの国益を擁護する為の手段であったとも言われています。
(注2)現状、会員相互間及び当方とのCommunicationの方法は以下の通りです。
①協会のHome Page上で、会員ページ内の「メンバーズボイス/Q&A」
*会員相互間及び協会本部とのCommunicationが可能
②協会本部のE-Mail Address me-honbu@marine-engineer.or.jp
*これは、会員と協会本部の二者間のCommunicationが可能